琉球紅型
沖縄の風土の中に生まれ育まれた伝統と革新の紅型芸術。
著者の12年余にわたる沖縄の生活の中での紅型作家や関係者への聞き取り調査から得られた新たな事実を掘り起こし、過去には触れられなかった紅型師にフォーカスした作家論を展開。琉球王国時代からの変遷や日本本土染織資料との対比を視野に構築された「伝統工芸」としての初の紅型史。
紅型を後世に伝え遺すために、いま、取り組むべきことは何か、沖縄の文化芸術に関心をもつすべての人に読んでいただきたい、紅型に託された民族の心を。
おかげさまで、第2刷となりました。
*参考資料[紅型師の言葉]/[王朝時代紅型-残された戦前の紅型着装写真]/[親泊久玄と組踊]
*巻末資料[琉球紅型制作工程]
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- 定価
- 本体 5,800円 + 税
- 発行日
- 2012年1月5日
著者 | 児玉 絵里子 |
ブックデザイン | 緒方裕子 |
サイズ | 天地257ミリ×左右190ミリ |
頁数 | 272頁、カラー104頁 |
製本 | 角背上製本、ジャケット装 |
- 書籍コード
- ISBN978-4-903348-25-4 C0070