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タイムトンネル・シリーズ VOL.30 広川泰士

TIME TUNNEL SERIES Vol.30 Taishi Hirokawa

【タイムトンネル・シリーズについて】
クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで、1994年から2013年にかけて開催された「タイムトンネル・シリーズ」展31回とともに刊行された31冊の本がリニューアルして復刊。
デザイナー、イラストレーター、写真家の、子供時代に始まり、両親、兄弟のこと、日々の暮らしぶり、仕事への取り組み方、考え方など、インタビュー取材をもとに、人間を浮き彫りにしたシリーズ。発刊時は、展覧会場でのみ販売、広く読んでいただくことができなかったが、多くの方々の購読のご希望にお応えして復刊の運びとなった。展覧会会場写真、展覧会告知ポスターをカラーで増補、開催時の雰囲気を感じて頂きたい。

広川泰士
写真家

プロフィール

1950年神奈川県生まれ。1969年明治大学商学部入学、安保闘争の真っ最中で学校は封鎖。8ミリで映像にのめり込んでいるうちに、写真に興味が移る。1972年大学を中退、撮影の旅に出る。1974年、表参道に事務所を持ち、『野生時代』、『バラエティ』、『流行通信』、『ハイファッション』など70年代の雑誌の仕事から、ポスターや広告写真を手がけることになる。1980年代は経済成長の中で、広告写真からコマーシャルフィルムも手がけはじめ、西友、西武百貨店、モリサワ、松下電器、日産、東京シティ競馬、京セラなどナショナルブランドの仕事が増えていく。一方、カメラ雑誌の依頼も増えて作品制作も始まり、個展の開催などにも力を入れていく。

主な写真集

『sonomama sonomama』流行通信社、「Sounds fromthe planetー惑星の音ー」マガジンハウス、『STILLCRAZY』光琳社、『TIMESCAPESー無限旋律ー』青木書店、『Whimsical Forcesー時のかたちー』ワンストローク、『BABEL-ORDINARY LANDSCAPES』赤々舎、『FujiSun』ワンストローク、『 Bus Stops in L.A. 1974-75』などがある。

主な撮影監督

「トニー滝谷」市川準監督、「FLOWERS」小泉徳宏監督、「もち」小松真弓監督。

主な受賞

講談社出版文化賞、APA賞、NY.ADC賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、日本写真協会年度賞、ACC特別賞、東川町国内作家賞など。

主な作品収蔵

ロサンゼルスカウンティ美術館、プリンストン大学美術館、サンフランシスコ近代美術館、ミュンヘン レンバッハハウス美術館、フランス国立図書館、東京都写真美術館、東京国立近代美術館、ほかで作品が収蔵されている。

主な個展

「広川泰士写真展」(1987年 ミラノ、パリ)から始まり、この展覧会以降、2012年「真穴みかん写真展」(愛媛県美術館)、2013年「南砺」(日比谷図書館)、2014年「真穴みかん写真展」(デザインギャラリー1953)、1839年「TIME SCAPES」(台北)、2015年「BABELordinarylandscapes(」 キヤノンギャラリーS)、2016年「TIMESCAPES無限旋律 2016」( 大正大学)、「光の時像 Images of Light, Suspended inTime」(Tokyo arts gallery)、2017年「Fuji Sun」(ギャラリー5610)、2018年「BABEL・Fuji Sun」(PAM)、「Portraits」(写大ギャラリー)、2019年「Landscapes」(WAKO WORKS OF ART)、「BABEL」(Park tower gallery)、2020年「Sonnet 60」(DMY Gallery)、2023年「広川泰士写真展「2023-2011 あれから」」(フジフイルム スクエア)などがある。

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  • 定価
  • 本体1,000円+税
  • 発行日
  • 2024年6月29日
監修大迫修三
サイズ天地257ミリ×左右182ミリ
頁数116頁、カラー頁:26頁
製本ソフトカバー、ジャケット装
  • 書籍コード
  • ISBN 978-4-903348-74-2

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