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タイムトンネル・シリーズ VOL.6 和田誠

TIME TUNNEL SERIES Vol.6 Makoto Wada

【タイムトンネル・シリーズについて】
クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで、1994年から2013年にかけて開催された「タイムトンネル・シリーズ」展31回とともに刊行された31冊の本がリニューアルして復刊。
デザイナー、イラストレーター、写真家の、子供時代に始まり、両親、兄弟のこと、日々の暮らしぶり、仕事への取り組み方、考え方など、インタビュー取材をもとに、人間を浮き彫りにしたシリーズ。発刊時は、展覧会場でのみ販売、広く読んでいただくことができなかったが、多くの方々の購読のご希望にお応えして復刊の運びとなった。展覧会会場写真、展覧会告知ポスターをカラーで増補、開催時の雰囲気を感じて頂きたい。

和田誠
イラストレーター・グラフィックデザイナー

プロフィール

1936年大阪市東住吉区で生まれる。1955年多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)入学。1957年第7回日宣美展で「夜のマルグリット」のポスターが日宣美賞を受賞、学生であったことも含め大きな話題となる。1959年ライトパブリシティに入社。同年たばこ「ハイライト」のパッケージコンペで採用される。1968年独立。その後も、広告、ポスター、装丁、ロゴタイプなど、イラストレーション、デザインの仕事を手がけると同時に、作詞、作曲、著述、映画監督など幅広い仕事で多くの実績を残してきた。
2014年には『Book Covers in Wadaland 和田誠 装丁集』により著作200冊刊行。2017年には「週刊文春」の表紙絵が2000号分を超える。
個展、グループ展も数多く開催。映画では1984年「麻雀放浪記」脚本、初監督。1988年「快盗ルビイ」脚本、監督、挿入歌の作詞作曲を担当。1993年オムニバス「怖がる人々」の脚本、監督、挿入歌の作詞作曲。1996年短編「ガクの絵本」脚本、監督(1997年公開)。1999年映画「真夜中まで」脚本、監督(2001年公開)。

主な受賞

上記の1957年第7回日宣美賞をはじめ、1958年第8回日宣美奨励賞、1960年ADC賞銀賞、1962年ADC賞銅賞、1965年第19回毎日映画コンクール大藤信郎賞、1973年第1回キネマ旬報読者賞、1974年第5回講談社出版文化賞ブックデザイン賞、1981年第12回講談社出版文化賞さしえ賞、1982年第9回角川文化振興財団日本ノンフィクション賞、1984年第9回報知映画賞新人賞、第5回山路ふみ子文化財団特別賞、1989年第31回ブルーリボン賞監督賞、1993年第9回講談社エッセイ賞、1994年第42回菊池寛賞、第41回産経児童出版文化賞、1997年第3回日本絵本賞、第43回毎日デザイン賞、1998年度第26回キネマ旬報読者賞、2002年第23回日本宣伝賞山名賞、2006年第11回日本絵本賞、2013年第2回東京装画賞ホール・オブ・フェイム、2015年第44回日本漫画家協会賞特別賞など。デザイン、イラストレーションのジャンルを超えて多くの受賞がある。

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  • 定価
  • 本体1,000円+税
  • 発行日
  • 2024年3月15日
監修大迫修三
サイズ天地257ミリ×左右182ミリ
頁数124頁、カラー頁:26頁
製本ソフトカバー、ジャケット装
  • 書籍コード
  • ISBN 978-4-903348-71-1

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